廃止されるのは「緑の紙」のマイナンバー通知カード
マイナンバー法の改正のポイント
①マイナンバー付番後は、通知カードに依らず、「通知」する
②通知カードの記載事項変更等の手続を廃止
③施行日時点で交付されている通知カードは、その記載事項に変更がない又は正しく変更 手続きがとられている限りは、マイナンバー証明書類として利用(経過措置)
②通知カードの記載事項変更等の手続を廃止
③施行日時点で交付されている通知カードは、その記載事項に変更がない又は正しく変更 手続きがとられている限りは、マイナンバー証明書類として利用(経過措置)
ネットで大騒ぎになっているのですが、マイナンバー通知カード(緑の紙)がこの5月末にも廃止される予定というのは、そこまで騒ぐ内容でもないので落ち着きましょう。
まず、廃止予定なのは「マイナンバー通知カード」です。読んで字の如く、あなたのマイナンバーはこれですよ!と教えてくれるだけの緑の紙きれになります。
なぜ廃止されるかというと、住所等変更が生じた際の変更事務作業が煩雑なのと、マイナンバー個人カードへの切り替え促進が理由です。
マイナンバー通知カード廃止でできなくなること
①住所、氏名等記載事項変更の手続き
②通知カードの再交付申請
②通知カードの再交付申請
5月22日(予定)を最終日として以降できなくなるは、上記2点のみです。住民票の内容とマイナンバー通知カードの記載内容に相違がない場合は、今後も身分証明書として利用可能です。
マイナンバー通知カード(緑の紙)とマイナンバー個人カードの違い
マイナンバーは全国民に付与されているので、それ自体をどうこうする事はできません。先ほど書きました通り、マイナンバー通知カード(左の緑の紙)はあくまでもマイナンバーを教えてくれる紙で、本当に活用するにはマイナンバー個人カード(右の写真つき)が必要です。
ここではマイナンバー制度自体の是非は述べません。私は便利になるのであれば、お得になるのであれば最大限活用したいと思いましたので、すでに発行済みです。
マイナンバーカードを発行することで、今後様々なメリットが出てくるはずです。コロナ対策の特定定額給付金の申請では、ものの5分程度で申請できて非常にメリットを感じました。
私は元々住基カードを持っていたので、コンビニでの住民票等の発行はよくしていましたが、引き続きマイナンバーカードでできるようになります。
コロナ以前より、消費税増税対策としてマイナポイントの付与も決まっていたので、これをもらうのもマイナンバーカードが必要です。PayPayなどを20,000円分利用するだけで、5,000円付与されるのは大きいです。
緑の紙のマイナンバー通知カードではできません!!
マイナンバー個人カードを発行するメリット
・確定申告等、ネット申請ができるようになる
・コロナ対策の特定定額給付金の申請もネットでできるようになる
・住基カードに代わりコンビニでの住民票等の出力に対応
・コロナ対策の特定定額給付金の申請もネットでできるようになる
・住基カードに代わりコンビニでの住民票等の出力に対応
・25%還元のマイナポイントをもらうことができる(予定)
(今後)保険証、運転免許証なども統合される?
(今後)保険証、運転免許証なども統合される?
マイナンバーカードのデメリットは個人情報?発行には1ヶ月半以上かかる
マイナンバーカードのデメリット
・コンビニ等に持参した際に紛失する
・意図せぬ事からマイナンバーが漏洩する
・様々な個人情報が漏洩する
・意図せぬ事からマイナンバーが漏洩する
・様々な個人情報が漏洩する
今後銀行口座や保険証、またカルテ情報なども載るようになると、それらの個人情報の塊が漏洩してしまうことになり、かなりの大事になります。おそらく、漏洩事故は起きるでしょう。
発行した際にはしっかりとした管理が必要なのは明白です。情報はICチップに登録されているので、私は念の為スキミング防止シートを貼っていますが、貼っておけばiPhoneでも反応しませんでした。
サンワサプライ スキミング防止カード(貼って剥がせるタイプ) LB-SL3SB
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また、発行まで時間がかかります。スマホから申請は簡単にできますが、カードができたから役所に取りに来て!という封書が届くまでに1ヶ月半、それから取りに行く日時を予約してようやく受領です。
ひまじぃ
時間かかるのね。コロナ給付金申請なら、郵送の方が早いですね。
マイナンバー通知カード(緑の紙)廃止まとめ
マイナンバー法の改正のポイント
①マイナンバー付番後は、通知カードに依らず、「通知」する
②通知カードの記載事項変更等の手続を廃止
③施行日時点で交付されている通知カードは、その記載事項に変更がない又は正しく変更 手続きがとられている限りは、マイナンバー証明書類として利用(経過措置)
②通知カードの記載事項変更等の手続を廃止
③施行日時点で交付されている通知カードは、その記載事項に変更がない又は正しく変更 手続きがとられている限りは、マイナンバー証明書類として利用(経過措置)
マイナンバー通知カード(緑の紙)の廃止なので、住所等に変更がある方で今後も利用するのであれば5月22日までに更新する必要があります。また、再発行したい人も同様です。
それ以外の方は全く気にする必要はありません!
むしろ、全く役に立たないマイナンバー通知カード(緑の紙)に見切りをつけて、今後使えるようになると思われるマイナンバー個人カードに切り替えておく法が便利です。
コロナの特定定額給付金申請時も騒動が起きていますが、持っておけばこの様な時に役立つことがよくわかりました。
今後に備えて、今からでも発行しておくことを強くお勧めします。