じゃらんや楽天トラベルなどのOTAは上限3,500円/人に改悪
元々GoToトラベルの予算配分は、開始時は全体の2割程度を2019年の国内旅行取扱高ベースに傾斜配分していると国交省は言っていました。
GoToトラベルキャンペーンの観光庁のQAにはこう記載されています。
仮給付枠として通知した配分額は、旅行業者や宿泊事業者等に速やかに旅行・宿泊商品 を販売して頂く観点から、一時的にお使い頂ける配分額を通知させて頂いているものであ り、本事業期間における全配分額をお示ししているものではありません。Go To トラベル 事業の予算配分につきましては、開始時点においては、各社の販売計画が出そろってい なかったため、全体予算の2割弱について、各社の前年の販売実績に基づき仮配分した ところです。今後、残りの8割強については、中小事業者にも本事業をしっかりと活用して いただけるよう、各社に提出をお願いしている販売計画に基づき、また、執行状況を丁寧 に管理しながら適切な配分を行ってまいります。
現在の予算配分はあくまでも仮配分ということなので、今後2次配布がされていくと予想されます。1兆3,500億円の2割としても2,700億円分なのですが、9月15日までに利用した総額はたったの735億円分とのことです。
なのにオンライン各社は早々に上限に行ったのか、上限を3,500円に制限してきました。楽天トラベルに至っては1人1度のみのクーポンに変更しています。
こうなると、そもそものGoToトラベルキャンペーンのルールに反しているのは明確なので、GoToトラベル35%割引!という文言やバナーは外すべきではないでしょうか?Reluxのように、終了しましたの方が消費者には親切だと考えます。
今でもフル割引可能なJTBが一番お得になっているのは知られていない
・1人1泊14,000円まで
・地域クーポンは1人1泊6,000円分まで
・回数制限なし
1JTBでホテル近鉄ユニバーサルシティ1Dayパス付きを取ってみる
2じゃらんは3,500円に上限が設定され不利に
・1人1泊3,500円上限
・地域クーポンは1人1泊6,000円で変更なし
同じ定価46,400円の1Dayスタジオパス付きのプランですが、じゃらんのGoToトラベルキャンペーンは1人3,500円の上限設定されてしまったため、4人合計で14,000円の値引きになります。
これに地域クーポンは7,000円分と同等なのと、スタジオパスの26,400円が含まれるので実質1,000円プラスとなりますのでじゃらんでも十分お得ですが、トータルではJTBの方がお得になるのがわかります。
GoToトラベル改悪?JTBがお得な理由まとめ
JTB | じゃらん | |
販売価格 | 46,400 | |
GoTo値引き | 16,240 | 14,000 |
地域クーポン | 7,000 | |
スタジオパス | 26,400 | |
実質価格 | -3,240 | -1,000 |